11月15日、保健医療福祉労働組合協議会(ヘルスケア労協)は、都内において第24回総会を開催した。

総会は、斎藤 俊之(きらり労組)副会長の開催宣言で始まり、協病労組の友重栄美氏が務めた。開催の挨拶では、上間正彦(全済労)会長が「医療施設は経営に苦しみ、他産業が賃上げをする中で医療介護の賃上げは引上げに至らす、人材の流失が危惧されている」とし、団結して更なる声を上げて行くことの必要性を訴えた。

総会は「一年間の活動報告」「24年目の取り組み」「財政の決算・監査・予算」「役員の交替」「PSI-APRECON報告」「ユース委員会」などすべての報告と提案が承認された。

総会は齋藤良憲(協病労組)副会長の閉会挨拶と上間会長による団結ガンバロウで無事に閉会となった。

総会後、特別講演として「医療従事者と政治」を題に酒井なつみ衆議院議員(助産師)が、患者・医療従事者・政治家として自らの経験である不妊治療や政治を志したこと、国会での活動を講演して頂き、私達医療従事者が政治に関心を持つことは、医療福祉の現場で働く労働者の処遇改善につながることを講演して頂いた。
